防災勉強会の開催

このたび発生した熊本県や九州地方を中心とする集中豪雨によりより亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された皆さまには、心からお見舞い申し上げます。また、一日も早い復興と、被災された皆様の心の平穏ができる限り早く取り戻されることを、心よりお祈り申し上げます。

まさかこのような災害が数日後に起きるとは思ってもみませんでしたが、ウェルネスあびこでは6/25に防災についての勉強会を行いました。

これまで防災に対する取り組みとして火災を想定した避難訓練や水消火器をつかった消火訓練など定期的におこなっていましたが、こと南海トラフ等の大震災を想定した防災訓練はしばらく行っていませんでした。

ただ今回は新型コロナ感染症の事もあり、密をさけるためグループワークやロールプレイは行わず、講義形式の勉強会としました。

地震が起きた時自分はどう動くのか、何が必要なのかを想像して事前にアンケートを書いてもらいました。勉強会では阪神淡路大震災や東日本大震災の実際の被災の様子を映像をみてもらい、自分たちがアンケートに書いた行動や必要物品はどこまで想定出来ていたかを振り返ってもらいました。

続いて資料を元にかめやん家のホーム長が講師となり、地震に対する基本的な知識や備えについて講義を受けてもらいました。

最後は、勉強会に参加しての感想をアンケートに書いてもらいました。

アンケートには「災害に対する危機感はあっても普段の業務に追われ備え・準備が出来ていないかった」と省みるスタッフが多く見受けられました。初めて防災に関する勉強会に参加したスタッフはもちろん10年以上勤務するベテランにも防災に対する意識を高めることができたようです。

また、アンケートにはやはり実際に自分たちが考え体を動かす訓練がしたいとの意見も多かったので次回の防災勉強会では今回の集中豪雨による水害もふまえ、大和川氾濫(決壊)を想定した避難誘導やロールプレイを行う内容で開催したいと思います。